内科の特色

内科外来では高血圧症、糖尿病、脂質異常症など生活習慣病の患者さんが多数を占めています。高齢で単身の患者さんが多いので医療スタッフを始め、医療福祉相談係も含めきめ細かく生活全般について関わっていけるような体制をめざしています。

悪性疾患が見つかることも多く、早期発見のため誕生日月に大阪市のがん検診を患者さんに勧めています。診断・治療は各疾患のガイドラインに沿ってそれぞれの専門医が行っています。当院の医師は大阪公立大学医学部より派遣された医師がほとんどで、最先端医療の知識を有した医師が患者さんを診察し病気の早期発見及び的確な治療法を提供しています。

当院の医療機器もすべて大学より派遣された医師が機種選定に当たっており、大阪公立大学医学部附属病院に準じたレベルの検査を受けることができます。

西成区に多い肺結核については西成区保健福祉センターと協力し、胸部レントゲン検査で結核が疑われた場合はＣＴ検査を行い、喀痰検査では約1時間で確定診断ができる体制を整えています。

診療方針

内科医師は内科全般の診療を行うと共に専門診療が必要な場合は専門医に担当していただきます。内科各疾患につきましては担当医がそれぞれの学会の診療ガイドラインに沿った診断と治療を行っています。

診断にあたっては高性能ＣＴ、内視鏡検査、気管支鏡検査、超音波エコー検査などを行っていきます。

主な対象疾患

• 消化器領域：胃・十二指腸潰瘍、便秘、胃癌、大腸癌など
• 肝胆膵領域：C型肝炎をはじめとしたウィルス性肝炎、アルコール性肝疾患、肝硬変、肝癌、胆石症など
• 循環器領域：高血圧、虚血性心疾患、不整脈など
• 呼吸器領域：肺炎、慢性閉塞性肺疾患、気管支喘息、肺結核、肺癌、間質性肺炎など
• 糖尿病・内分泌疾患：糖尿病の診断・治療、教育入院、栄養指導など

診療実績

2024年度外来患者数

午前診療 　1日平均93.2人

夜間診療　 1日平均15.6人

2024年度入院患者病名（延患者数）

入院患者数　1日平均32.8人

2024年度内視鏡検査実績

	件数
上部消化管内視鏡	501
下部消化管内視鏡	295
気管支鏡	20

医師紹介

（以下、五十音順）